「色別標高図」に関する注意
色別標高図は、標高の変化を陰影(太陽光線が地表に入射する際に,地表の凹凸の程度や方向によって明るく見えたり暗く見えたりする現象)と段彩(標高の段階的な色分け表現)の効果を用いて視覚的に表現したものです。
色別標高図を作成するためのオリジナルデータは、基盤地図情報(数値標高モデル)および海上保安庁海洋情報部が提供する500mメッシュ海底地形データです。
基盤地図情報(数値標高モデル)については、全国でシームレスに整備された10mメッシュと、測量地区毎・種別毎に整備されたより精度の高い5mメッシュが存在します。本タイル作成にあたっては、10mメッシュの数値標高モデルを基調としておりますが、もっとも解像度が高い2階層(ズームレベル14/15)に関しては、5mメッシュを補うことによってより微細な地形変化を認識できるようにしています。しかしながら、測量地区や種別の境界部分においては、測量方法や計測時期等の違いにより微妙な標高差が生じる場合があるため、陰影・段彩の視覚化にあたって、段差のようなものが生じる場合があります。また、河川などの水部においては、5mメッシュが存在しない箇所に10mメッシュが反映されている関係で、水部とその周辺で不自然な標高差が生じる場合がありますのでご注意ください。
参考:http://www.gsi.go.jp/common/000076319.pdf